iPhoneは通常の場合、例えば米AT&Tや米Verizon Wirelessと2年契約を行った際の本体価格が200~300ドル程度に設定されている。これはアップルから端末がユーザーに販売される際、携帯キャリアが代行して200ドル程度の金額を肩代わりしていることによる。キャリアは2年契約の中で料金からこれらコストを回収し、ユーザーをつなぎとめようとするからだ。そのため、本来の価格は400~500ドル程度ということになる。もし、本体価格そのものが200ドルということになれば、2年契約により0円での端末購入も可能になるということを意味する。現在アップルはAT&T向けに2年契約付きで従来モデルのiPhone 3GSを49ドルで提供しているが、新端末はこれに代わるオプションということになる。
Bloombergでは新モデルのプロトタイプを目撃したという情報を紹介しており、具体的には「ホーム」ボタンが割愛されたデザインになっているという。また部品自体は現行のiPhone 4のものをほぼ流用しており、 ケース iphone4 新しく高価な部品を使わず、本体コストを引き下げているという。同種の情報はWall Street Journalも報じており、こちらは本体サイズが従来の半分、また既存のiPhoneラインとは併売する形をとると説明している。
こうした背景には、中国、台湾、韓国メーカーなどがAndroidを搭載した安価なスマートフォンを次々と市場投入し、ユーザーの裾野を広げていることが挙げられる。こうした端末ではハイエンド指向のユーザーとは異なり、スペックだけを追い求めるのではなく、手ごろな入手価格というのが1つのポイントとなる。アップルはストレージ容量の差で差別化を図っているのみで、端末は1種類のみ、 iphone4 基本的にこうしたミッドレンジ以下の層に対する個別の戦略は採ってこなかった。Bloombergはニューヨークを拠点とするNeedham & Co.のアナリストCharlie Wolf氏の「世界の携帯電話市場の25%をターゲットにするのではなく、さらに先の100%をアップルは目指そうとしている」とのコメントを紹介している。
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